なまちゃん’s blog

28歳で卵巣癌宣告、バセドウ病発症。生き方や考え方を変えてなりたい自分を目指しています。これまでの事やこれからの事、日々の想いを綴っていきます

手術の結果

だいたい1週間くらいで手術の結果が出ました。

術後の経過が良く、結果が出るころには退院していたので

父と母と3人で結果を聞きに行きました。

 

 

私以上に父と母が緊張していたのを今でも覚えています😅

 

 

結果は・・

結果は卵巣腫瘍

胚細胞腫瘍 未熟奇形腫 境界悪性 (grade2)

 

 

私はそう言われても、なんのことかさっぱり??😣でしたが

とりあえず「思ったより悪くなかったよ」という

主治医の言葉に両親が安心していました。

 

私は、

境界悪性って何?良性でもないけど悪性でもない中途半端??

なんだかすっきりしない結果だなと思っていました😥

 

 

 

🖍ここで私が知っている範囲でのこの病気の補足です。

(完全なる素人で医療の知識も全くないので、間違っている可能性もあります。

自分なりに解釈したものを自分の記録メモとして残させていただきます😃)

 

 

卵巣胚細胞腫瘍は、若年の女性に好発するそうで、

卵巣腫瘍の中でも罹患率がかなり低い非常に珍しい病気です。

また、卵巣腫瘍には悪性の腫瘍のほかに、境界悪性という悪性度の低いものが存在し、私が罹患した未熟奇形腫の場合は、悪性度をgradeで示します。

 

良いものから順番に、

①良性

②境界悪性 grade1

③境界悪性 grade2

③悪性 grade3

となるようです🤔

 

卵巣胚細胞腫瘍は、罹患率が低いうえに悪性度も高く、治療法も確率されていない。

ひと昔前まではかなり生存率の低い病気のひとつだったようです。

 

ただし、近年になって

BEP療法(B:ブレオマイシン E:エトポシド  P:シスプラチン)

 

という抗がん剤治療が確立してからは、劇的に治療効果が上がり、

かなりの確率で治癒するようになりました💉

 

 

話を戻しますね😊

主治医のおすすめとしては,

良性ではないけど、80%くらいの確率で悪性(grade3)だと思っていたから、思っていたよりは良い。

抗がん剤治療(BEP)は境界悪性でする人もいるけど、まだ19歳だし、大学生だしとりあえずしなくて良い。

左卵巣は残っているから妊娠・出産も出来るはず。

ただし、再発のリスクはあるから半年に1回の検診(CT検査)は必ず受けて下さいとの事。

 

 

母は自分自身も乳がん患者で、種類は違うけど抗がん剤治療を30代で経験しています。

当時、吐き気止めも今ほど効かないような状況で、副作用で非常に苦しんだことを覚えており、私には絶対に経験させてくなかったようです。

なので、不安は残る結果だけど、とにかく少し安心していました。

 

 

私も、抗がん剤治療をするとしたら大学を休学しないといけなかったので

それは嫌だし、将来絶対に子供が欲しかったので抗がん剤治療をして

妊娠に影響が出たら、、と思うと絶対に嫌でした。

再発のリスクより、当時の私にとってはこっちのほうが大事でした。

(当時は抗がん剤なんて知らないので、手術のほうが辛いと思っていました。

そして、副作用のことより、治療をして出る影響のことばかり考えていました😅)

 

 

 

それからは1か月ほど実家で休養し、1か月後には普通の日常生活に

戻ることができました。

大学生活も再び始まり、身体も元通り。バイトも休んでいたけど復帰しました。

 

お腹に傷跡が縦に20cmくらい残ってしまったので水着は着れないけど、

気にするのはそんなことくらいで自分が病気だったことは

すっかり忘れてしまっていました😐

 

 

つづく。